今回も潜在意識について書いていきたいと思います。今回のテーマは、「すり込みされたトラウマが恐怖となる潜在意識の働きについて」という事で、恐怖の秘密に迫っていきたいと思います。
で、今回の内容が芯の芯から分かり、自分でコントロール出来るようになれば、冗談抜きで最強になれます(笑)
なぜなら、普段人生が思うようにいかなかったり、ここぞという場面で躊躇してしまうのって、恐怖がかなりの割合でブレーキになってるからなんです。
もちろん、私たちが生きてく上で恐怖って大切です。命に支障をきたす恐れのある事が、恐怖として感じられるようになってるからです。
ですが、いらない恐怖ってありますよね?そんな無駄な恐怖がどうやって形成されて、足を引っ張ってるかって話になります。
あなたの恐怖はなんですか?
まず、あなたが普段必要以上に感じてしまう恐怖ってやつを、書き出してみて欲しいんです。これはもちろん人によって違うと思います。
高所恐怖症の人もいるかもしれませんし、先端恐怖症の人もいるかもしれませんし、男性の方だったら女性恐怖症、女性の方だったら男性恐怖症の方もいるかもしれません。
ちなみに、全く関係ありませんが、僕の近所の幼馴染の女の子は、小さいころ犬恐怖症でした。犬恐怖症って言葉があるのかどうか分かりませんが、とにかく面白いくらいに逃げるんですよ、犬から(笑)
でも、不幸な事にその子のパパが大の犬好きなんですね。これほど不幸な事があるでしょうか(笑)大の苦手な生物と四六時中一緒に居なきゃなんないんですよ。
「自分のペットの犬くらい大丈夫なんじゃないの?」
って思いますよね?
はい、めっちゃ逃げてました(笑)小学校の頃って班になって登校しますよね。僕の地域はそうだったんですが。で、その子は幼馴染なんで家が近かったんで、一緒の班だったんですよ。
で、その子のパパが何の拷問か知りませんが、犬を連れてその子についてくるんですよ。いや~逃げる逃げる(笑)・・・って、どうでもいいですね、こんな話(笑)
人間が先天的に持ってる恐怖は2つのみ
話しは全然変わりますが、ジョセフ・マーフィーさんって方ご存知でしょうか?潜在意識を使った成功哲学の第一人者ですね。
ちなみに、マーフィーの法則ってやつがあると思うんですが、そのマーフィーとは全くの別物らしいんです。そう、マーフィーは二種類存在してるんです。
①ジョセフ・マーフィーさんのマーフィー
➁マーフィーの法則のマーフィー
今回は、ジョセフマーフィーさんです。ちなみに、2つとも内容が近いんでホントごっちゃになるんですが、詳しい違いはまた別の機会に書いていきたいと思います。
で、ジョセフ・マーフィーさんによると、人間が先天的に持ってる恐怖って、2つしかないらしいんです。その2つってのがちなみに、「①高い所から落ちる恐怖➁大きな音に対する恐怖」らしいんです。
つまり、生まれたての赤ちゃんっていうのは、この2つの恐怖しか持たないんです。はい、もうお気づきかと思いますが、「え?おかしいよね?」ってなりますよね?
じゃあ、さっきの犬恐怖症の子はいつから犬恐怖症なの?俺ってナメクジ恐怖症なんだけど、いつからナメクジ恐怖症なの?って話になりますよね?
ここの部分について書いていきたいと思います。
〇〇恐怖症になる瞬間
はい、ジョセフ・マーフィーさんによると、人間が生まれつ持ってる恐怖は「①高い所から落ちる恐怖➁大きな音に対する恐怖」しか無いそうです。
え?それっておかしいよね?じゃあ、私がエリンギ恐怖症になったのはいつから?僕が新幹線恐怖症になったのはいつから?って話です。
ここから、先程の犬恐怖症の女の子の話しに戻りたいと思います。で、ここからは完全なる僕の想像なんですが、その女の子って、多分2歳くらいの時に、パパが飼ってた犬に哺乳瓶を奪われたんだと思うんです。
そしてきっと哺乳瓶にはちょうどベストな温度で設定されたミルクがたんまり入ってたんだと思うんです。で、その子は一口もまだ口をつけて無かったんだと思うんです。
その一口も飲んでないミルクがたんまり入った哺乳瓶を犬に奪われてから、その子は犬恐怖症になったと思うんです。その根拠を書いていきたいと思います。
なにが恐怖となり潜在意識に刻まれるか
はい、僕の幼馴染の女の子が犬恐怖症になったのは、一口も飲んでないミルクがたんまり入った哺乳瓶を奪われたからじゃないかって想像の検証になります。
まず、赤ちゃんにとってミルクって無いと死んじゃいますよね?そうです、赤ちゃんにとってミルクは命そのものです。で、その命そのものであるミルクを、ある日突如犬に奪われたんです。
これはもう生存を脅かす行為ですよね?そしてこの問題はとても深いんです。
何が人間にとって恐怖となるかって、危機的な状況まで命の危険にさらされる事なんです。潜在意識がどんなものかって説明はこれまで全くしてきませんでしたが、自動で生存を守ってくれるセーフティーネットだと思って下さい。
生まれたばかりの赤ちゃんには、「①高い所から落ちる②大きな音」しか、潜在意識のセーフティーネットにはプログラムされてないんです。
ですが、潜在意識のセーフティーネットっていうのは、生きてる間にどんどんどんどんプログラムが追加されてくんです。どんなことが追加されるかっていうと、自分にとって超危険に違いないって体験が追加されるんです。
で、最も超危険なことって、言うまでもなく命の危険にさらされる様な出来事ですよね?なので、僕の幼馴染の女の子は、犬にミルクたっぷりの哺乳瓶を奪われて命の危険にさらされたんで、それ以来犬恐怖症になったと思うんです。
「犬→ミルクを奪う存在→命の危険をもたらす存在」ってプログラミングが潜在意識にされてしまったんです。
で、そうなるとどうなるかっていうと、犬が近くにいるだけでガタガタ震えだし、顔面蒼白になり、髪が逆立ち、過呼吸になってしまうんです。
これはもう自動です。なぜなら、その様なプログラミングが潜在意識にされてしまったからなんです。
全ては体験による
ここまで犬恐怖症の幼馴染の話しばかりで少々うんざりかもしれませんが、もう少しお付き合いください。で、問題はこの世界に存在する女の子が全て犬恐怖症かというと、全くそうではないという事なんです。
中には、犬が好きで好きで仕方なくて、もう机の引き出しの中にチワワを5匹くらい飼っていたいって女の子もいると思うんです。で、そういう子は過去犬との間にどんな感情をめぐる物語があったかっていうと、これも想像になります。
多分、小学校一年生くらいの時に、学校から帰る途中にお腹が痛くて動けなくなった時に、大型犬が背中に乗せて家まで連れて帰ってくれたと思うんです。
そこまで頭良すぎる犬がいるのか?って思いますが、そうとしか考えられません。で、その体験以降、その子の潜在意識には、「犬→危機から救ってくれた存在→スーパーヒーロー」ってプログラムがされてしまったんです。
ここで、一番重要なポイントになるのですが、世界に存在する犬って存在自体は変わりようないですよね?
ですが、潜在意識に犬ってものがどんなふうにプログラミングされてるかによって、犬って存在自体が凶悪なテロ集団にもなりうるし、スーパーヒーローにもなりうるっていう事なんです。
もちろんこの方程式は犬だけじゃなく、全てにおいて当てはまります。高所恐怖症だろうと、先端恐怖症だろうと、スライム恐怖症だろうと、その限りではないんです。
で、今日一番伝えたかった事を言うと、そのプログラムは自由自在に変える事が出来るって事なんです。そのテクニックこそ、潜在意識活用テクなんです。
じゃあどうやってやるの?って話になりますよね?それをこれからどんどん書いていきたいと思います。楽しみにしていてください!
まとめ
今回は、「すり込みされたトラウマが恐怖となる潜在意識の働きについて」という事で、どんな話だったかというと、はい、ほぼ犬の話しでしたね。
ですが、言いたいことはなんとなく伝わって頂けたと思います。大きくまとめると、過去犬とどんな感情をめぐる物語があったかによって、潜在意識に刻まれる「犬」というものが180度変わってしまうって話でした。
天使にも悪魔にもなりうるんです。ですが、本質は犬は天使でも悪魔でもなく、「犬」でしかありません。潜在意識が犬をどうとらえてるか?だけなんです。
で、その潜在意識のプログラミングを変えるテクニックがいわゆる潜在意識活用術と世間で言われてるものになるんです。
ってことで、今日はこの辺にしたいと思います。
最後まで読んで下さってありがとうございました。