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超新星爆発?オリオン座ベテルギウスが消滅する可能性?赤色超巨星の最期!

今回は、「爆発間近?オリオン座左肩ベテルギウスの超新星がもうすぐ起きる可能性高い?!」という事で書いてまいりたいと思います。

 

冬の夜空に輝く代表的な星座として親しまれているオリオン座。その左肩にひときわ明るく輝き、赤い色をした星は「ベテルギウス」という名の恒星です。

その星が、近年中にも超新星爆発を起こすのではないかと話題になっております。

 


 

「ベテルギウス」という恒星とは?

この恒星を太陽(=1倍)と比較すると、質量は約20倍、直径は約1400倍にもなり、太陽系の中心、つまり太陽と同じ場所に置くと木星の公転軌道にまで達する程の大きさ。赤い色をした大きな恒星の事を、赤色巨星と呼びますが、なかでもとりわけ大きいベテルギウスは赤色超巨星と呼ばれております。

地球からの距離は642.5光年あり光の速さで進んでも600年以上かかる距離に位置する。つまり、今日我々がこの星を見ている光は、室町時代の足利義満が政権を握っていた時代に発せられた光を見ていることになります。光の速さは1秒で約30万km進むので、642.5光年はとてつもなく遠い距離に思えますが、銀河系全体の直径は10万光年ですので、天文学的観点からすると比較的近所の星と言えます。

 

星の寿命はいつ訪れる?

太陽を含む恒星の寿命は、その質量によって放出するエネルギー量の違いから、基本的に質量が軽い星が長寿命で、重い星になるほど短命となります。ベテルギウスは超巨星で、寿命は1000万年程度。数字だけで見ればとてつもなく長く感じられますが、実は他の星と比べても短命なのです。

ちなみに太陽のように軽く小さな恒星は、約100億年位の寿命だと言われており、46億年前に誕生し、後50億年の寿命とされております。

逆に、太陽よりも軽い恒星は1000億年~数兆年の寿命があるといわれています。

 


 

ベテルギウスはなぜ寿命を迎えると言われるのか?

そもそもベテルギウスは、寿命を迎えるのにそう遠くないので有名な星でした。赤く大きな状態というのは寿命が近づいているのです。赤色超巨星という状態は、星の燃料(水素)を使い果たした状態となり、ヘリウムが燃焼し始める状態となると表面温度が低下し赤く膨張した状態を言います。

ベテルギウスは誕生から約900万年を迎えており、外見的にも赤く巨大化し、今後間もなく超新星爆発が起きる可能性が高いとされています。

膨張と収縮を繰り返すことにより、または星の形状が変化することにより明るさが変化する脈動変光星で、周期的に変化している。しかし、昨年2019年秋から急激に減光し観測史上最も位状態であり、超新星爆発の前兆かもしれないと言われています。

 

超新星爆発が起きるとどうなる?

死を迎えるベテルギウスは大爆発を起こします。これを「超新星爆発」と呼びますが、爆発の瞬間に太陽の100億倍のエネルギーを放出します。ベテルギウスが超新星爆発を起こした場合、満月の100倍近くの明るさで光り輝くため、夜は薄明かりに包まれ、昼間でも確認が出来るほど明るく光し、数ヶ月ほど確認が出来ると言われております。

超新星爆発は遠い宇宙のどこかで毎年のように観測されているのですが、肉眼で見られるほど近くで起こるのはごく稀で、数100年に一度程度。とても珍しい世紀の天体ショーで、その歴史的瞬間に立ち会える人は幸運だと言えるでしょう。

 


 

爆発による地球への影響

600光年という距離では地球上の生命への影響は直接的にはないとされております。しかしながら、放射される莫大なエネルギーから紫外線や電磁波が飛んでくるかもしれません。致命的ダメージはなかったにせよ、いかなる影響があるのかは未知で、オゾン層の破壊はあり得るかもしれないと言われております。

 

ベテルギウスの超新星爆発に関するニュース

月刊ジュニアエラ 2020年5月号より

オリオン座の「ベテルギウス」が暗くなった 超新星爆発の前ぶれなのか

冬の夜空に美しく輝く星座として親しまれているオリオン座。縦長の四角形の左上にとりわけ明るく、赤く見える一等星「ベテルギウス」が最近、暗くなってきた。果たしてこれは、「超新星爆発」の前ぶれなのだろうか。小中学生向けのニュース月刊誌「ジュニアエラ」5月号では星の謎に迫った。

*  *  *

ベテルギウスは地球からおよそ700光年の距離にある大きな恒星で、その質量(重さ)は太陽の約20倍もある。このベテルギウスが、2019年の秋から急激に暗くなりだした。欧州南天天文台(ESO)によると、今年2月の時点で通常時の36%の明るさにまで落ちているという。ふだんから星空をよく観察している人には、肉眼でも明るさの変化がわかるそうだ。

多くの星は明るさが一定だが、中には明るさが周期的に変化する「変光星」と呼ばれる星もあり、ベテルギウスもその一つとして知られていた。しかし、昨年秋からの明るさの低下は前例がないほどで、天文ファンの中にはベテルギウスが近いうちに爆発するのではないかと考える人も出てきた。

●赤色超巨星は一生の最後に大爆発を起こす

なぜ、暗くなることと爆発が結びつくのだろう? それは、星の一生と深いかかわりがある。

星にも人間と同じように寿命があり、年をとってくると次第にふくらみ、表面の温度が下がって赤くなる。このようになった星を「赤色巨星」といい、なかでもとりわけ大きな星は「赤色超巨星」と呼ばれる。ベテルギウスもその一つで、どのぐらい大きいかというと、太陽の位置にベテルギウスの中心を置いたとすると、星の外周は木星のあたりにまで達する。

星の寿命は星の質量と関係があり、軽い星は長生きだが、重くなるにつれて寿命が短くなる。ちなみに、太陽は約46億年前に誕生し、寿命は100億年ぐらいと考えられている。だから、50億年後ぐらいに太陽は一生を終える。最後には外層のガスがゆるやかに離れていき、あとに「白色矮星」という小さな星が残る。

一方、質量が太陽の約20倍もある赤色超巨星のベテルギウスの寿命は、1千万年程度と考えられている。太陽に比べればごく最近誕生したのに、あっという間に老年に達して温度が下がり、大きくふくらんだ状態になっているのだ。そして、赤色超巨星は、一生の最後に星全体を吹き飛ばすような大爆発を起こす。これを「超新星爆発」といい、爆発後の中心部には「中性子星」という小さい割にとても重い天体が残る。

●昼間でも明るく輝いたという超新星爆発も

超新星爆発を起こした星は超新星と呼ばれ、非常に明るく輝く。観測技術の発達した現代、超新星は宇宙のどこかで毎年発見されている。ただし、肉眼で見えるものは数百年に1個の割合でしか現れない。肉眼で見えた記録の残る超新星のうち、1604年に観測されたものは、夜空の金星を除くどの星よりも明るく見えたという。1054年に見えたおうし座の超新星は、23日間、昼間でも見えるほど明るく輝いたといわれている。この超新星の残骸は、かに星雲という天体になり、望遠鏡で観測できる。

こういう話を聞くと、きっと超新星を見たいと思うだろう。短い寿命のベテルギウスの明るさが急激に低下したと聞き、「超新星爆発が間近に迫っているからではないか?」と一部の天文ファンも期待した。

ただし、多くの天文学者は、今回の明るさの低下が直ちに爆発に結びつくとは考えていないようだ。再びベテルギウスが明るくなってきたとの報告もある。ベテルギウスがいつか超新星爆発を起こすことは、おそらく間違いない。ただし、それがいつ起こるかは、誰にもわからない。明日かもしれないし、10万年先かもしれない。

この機会に改めてベテルギウスを探して、星の一生に思いをはせてみよう。

(サイエンスライター・上浪春海)

 


 

まとめ

今回は、「超新星爆発?オリオン座ベテルギウスが消滅する可能性?赤色超巨星の最期!」という事で書いてまいりました。

私も世紀の天体ショー子供の頃からは数々観てきましたが、その度にワクワクした記憶があります。天文を愛する者として、これ程素晴らしい天体ショーは他にないと思いますが、同時に道の脅威があると言うことに不安は拭いきれません。また、オリオン座の左肩にひときわ輝く星が消滅してしまい、星座そのものが崩壊してしまう未来は悲しいものでしょう。とても複雑な思いをしながら、その時期を心待ちにしていると言うことになります。100万年後なのか、はたまたすぐ先の5秒後に起きるのか。それは神のみぞ知る。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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