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寺島実郎の日本再生論 時代認識とポスト・コロナへの針路 TOKYO MXより

今回は、「寺島実郎の日本再生論 時代認識とポスト・コロナへの針路 TOKYO MX」という事で書いてまいりたいと思います。

新型コロナウィルス感染拡大の影響で、いま日本は混乱しております。その本質と、今後の展望に関してTOKYO MXで放送された「寺島実郎」の番組をまとめました。

https://www.youtube.com/watch?v=XcsbW7NseOY

 

 

新型コロナウィルス問題の本質を考える

地球史46億年から考えると、細菌は太古の昔から生息しているが、人類は新参者。人間も最近により進化し、人体の中にも多数細菌が生息し生かされている。

感染症の歴史は、パンデミックで指定されたものだけでも14世紀末のペスト、19世紀のコレラ、第一次世界大戦時のスペイン風邪、1968年の香港風邪、20世紀のエイズ、2002~3年のSARSコロナウィルス、2009年の新型インフルエンザ、2014~16年のエボラ出血熱が挙げられる。感染症の殆どは動物由来で、移動と交流から起こる。

新型コロナウィルスの2つの特徴。

①感染力が強い

潜伏期間が長いため、感染者は無意識に動き感染させてします。また、生存する時間が長く、感染しやすくなります。

②弱毒性

致死率 6.1%(世界)1.8%(日本)

多くの人が感染しても致死率が低いが、変異するおそれも否めない。死への恐怖も少ないので、今話題になっているのは感染力の強さである。この特徴を踏まえると冷静に向き合える。昨年インフルエンザによる死者数3000人以上に対し、新型コロナは200人程度である。

政策科学的挑戦

高度安全実験施設が東京武蔵村山市1か所のみだが、現在長崎大学に建設中で、今後関西、東北など数カ所に増設を希望。財源は国際連帯税(国境を越えて展開される経済活動に対して課税)を実施する。航空券連帯税、金融取引税と、グローバル化により恩恵を受ける人に責任を負担する制度である。

問題の解決は知性と理性である。

 

今ある日本の経済危機とは?

寺島の視点は、新型コロナが問題を引き起こしたのではなく、日本が抱えていた問題をあぶり出したということである。

①GDPシェア陥落で日本は終わった?(マクロ)

世界GDPの日本シェアは、1988年は16%だが2018年はわずか6%まで落ちている。

②技能オリンピック順位陥落(ミクロ)

技術労働者が技術水準の向上などを目的とした産業技術を競う国際大会で、2019年日本7位。かつて2005年頃は1位常連。メディアが報道さえしない。

日本の現場力の劣化が、日本の埋没を予兆。

これから日本が盛り返す力を問われている。鉄鋼エレクトロニクスで飯を食っていた日本は、転換期を迎える。コロナで経済危機を迎えているのではなく、構造的にな問題を抱えていると指摘する。

 

 

世界経済の見通し

今年は世界経済の見通しがマイナス成長を予測。

日本は低迷のなか、追い打ちをかけるようにマイナス成長。その割に違和感を覚えるのが日経平均。根拠なき熱狂という言葉が浮かぶが、経済成長の実態に合わない株価である。

なぜだろうか。トランプ大統領当選により、ウォールストリートと手を携えているためだと指摘する。

借金してでも景気拡大しよう。という傾向。

この現象の先は?

原油価格の下落すると、ハイイールド債のデフォルトする。運用先を探していた日本の金融機関が、ハイイールド債を保有している可能性が高い。

 

日本経済の針路

アベノミクスは異次元金融緩和、財政出動をしており、GDPの倍以上の借金を抱えている。

株価上昇の理由は?

29兆円の公的資金注入し株価上昇を支えている。これは日本のみ。

脱マネーゲームで実体経済の重視に回帰すべきと指摘している。健全な資本主義の考え方を、我々は取り戻さなければならない。

経済・経営とは何か

17世紀に株式会社の原点が生まれた。経営の舵取りをしてきた人たちが、強欲な資本主義ではなく、時代が抱えている課題を解決するために、時代のニーズを産業として解決するために立ち向かう。

マネーゲームに走らず、さらなる努力県産蓄積を産むのが資本主義で、技術と産業の現場を大事にする資本主義を取り戻すべきと語る。

 

 

日本再生への希望

コロナ以前は、米中2局対立化の中、日本の方向がどちらに向かうべきか問われていたが、今回は米中両方とも失敗が非常に大きい。

日本人の頭には、トランプが不条理でもアメリカについて行くしかないと考えているのではないか。また、中国は、香港問題を抱えている。外資の引き上げ検討など、脱中国の動きが盛んになってきていた。

アメリカも格差と貧困が強まり、6000万人が健康保険に入られないという現状。

つまり、米中どちらも日本のモデルにならない。

日本のアメリカへの過剰依存、過剰同調、過剰期待になっていたが、その時代は終わる。

全員参加型秩序

コロナ問題は、世界が全員参加型秩序に向かっている。皆で力を合わせ乗り切っていこうという動きである。

全員参加型秩序には理念が必要。2局構造が世界を支配しているのではなく、円卓を囲んで筋道を通した新しい世界秩序を築きあげなければならない。

 

ポスト・コロナ・・・日本のテーマ

アジアダイナミズムへの関与・・・米中2極論からの脱却

・日本のぞくアジアのGDPが日本の10倍になる日を見つめる

・日本の発信する価値とは?成熟したデモクラシーと技術力

デジタルトランスフォーメーション

・IT革命の常態化(携帯・スマホ)・・・テレワーク時代がもたらすもの

・データリズムと人工知能(AI)時代

 

 

まとめ

今回は、「寺島実郎の日本再生論 時代認識とポスト・コロナへの針路 TOKYO MX」という事で書いてまいりました。

この混乱の時期である中で我々は、真の実態を把握し、正しい情報を得て行動すべきであると思います。コロナ収束後には、我が国の情勢は以前よりも大きく変貌することが予想されますが、その中でいかに立ち振る舞うかが、今後の日本を占うのではないでしょうか。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 


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